Jコスメという情報が入ってきたのでご紹介します。

Jコスメではこれまで、マルチ商法で会員を集め、さらに投資案件を持ちかけてきたようですが、会員に配当を渡すことが出来ず、自転車操業状態になり破綻している案件です。

今から参加することはできませんので、「絶対参加しないで」という内容ではありません。

今後同様の案件がでてきた際に「こういう案件は危険」と判断する材料にしていただければと思います。

Jコスメの化粧品事業、そして投資事業共に座礁していますが、現在は被害者による集団訴訟にも発展しているようです。

「稼げるかどうかは個人差があります、だから稼げない人もいます」というレベルではなく、Jコスメ会員は100%稼げない仕組みとなっているので非常に悪徳な印象を受けます。

現在Jコスメがどのような状況となっているのか、これまでの経緯や評判を含めて解説していきます。

Jコスメは投資案件?

Jコスメはもともと株式会社Jコスメジャパンの菅原淳司さんが立ち上げた化粧品のマルチ案件です。

違法性は微妙なところですが、マルチ案件のためJコスメ自体稼げるポテンシャルは低いと想定されます。

マルチ、MLMは賛否あると思いますし、参加者の価値観によるためそこまで断定的に表現するのは避けていますが、「これから副行案件で稼ぎたい」「収入を増やしたい」と考えている人には絶対おすすめしません。

アムウェイやニュースキンでも分かるように、MLMで稼げるのはほんの一握りの人物だけです。

それもMLMのピラミッドにおいてかなり上部にいる人です。

途中から参加したところで、その上層部にいる人たちに貢献するだけで終わってしまいます。

よくTwitterやInstagramでもMLMの募集は見かけますが、参加してもノルマがきつく、自爆営業が続くことでむしろマイナスという方が多いです。

Jコスメも同じように、化粧品関係のMLMですから「自分で使う用」ということで大量の自社製品を買わされることになるのでしょう。

まあここまでであれば、Jコスメは普通のMLMであり、違法性についても「グレー」でした。

しかし大問題となるのが、ある時からJコスメで投資案件の募集がかかるようになってからです。

既に化粧品のマルチ会員になっている対象者へ、特別招待的なニュアンスで「JBcoin」という仮想通貨の投資案件が持ちかけられるようになります。

JBcoinは、
「香港の企業がマレーシアで取引している仮想通貨」
「セキュリティレベルは最高クラス」
「マレーシア政府のバックアップあり」
といった説明の元、マルチ会員に「1口108000円」で購入を持ちかけられるようになります。

当初は年間投資額の40%がポイントとして付与され、そのポイントは現金化が可能ということでした。

Jコスメ商品を購入する代金として充当することもできるようでした。

Jコスメ会員はMLMの仕組み上、先ほども説明したように自爆営業が大得意です。

何なら108000円程度の金額は既にJコスメにつぎ込んできていますし、さらに新会員を募集することで自分が将来不労所得を得られると信じて疑わない訳です。

だから年間40%バックの話が舞い込んできたら大変ありがたい訳です。

多くの会員が投資案件に参加することになりました。

Jコスメの問題点は投資案件だけではない

投資案件JBcoinですが、仮想通貨取引ということでJコスメ会員に対して大々的に募集をかけられた結果、それなりの資金を集められたことが分かっています。

その金額はざっと400億。会員の力はすごいですね。

はじめに登録料として9800円を支払い、それとは別に投資金を預け入れる仕組みです。

1口100000円から運用できるということですが、そもそも仮想通貨取引なので元本保証はありません。

負ける可能性が大きく、投資金が0になる可能性は十分にあります。

その辺りのリスクをしっかり説明しないまま、半ば強引に会員の参加を促していることが分かっています。

もちろん投資は自己責任ですから、負けても仕方ないのかもしれませんが、JBcoinがそもそもプロによる運用がされているのかは分かりません。

詳細は一切明かされませんでしたので、そもそも運用自体しなかった可能性すらあります。

恐ろしい話ですよね。

さて、そんなJBcoinに関して最も問題と言われているのが、結局ポンジスキーム詐欺だったということです。

Jコスメ会員からある程度の資金を集め、その資金を使って配当が出ているかのように見せかけ、実際は全く運用をせず集まった資金を運営が持ち逃げしています。

最初から資金集めのためにJBcoinという案件を立ち上げ、自転車操業を繰り返し破綻したということになります。

参加者は全員被害者となりますので、たまったものではありません。

これがJBcoinに関して集団訴訟を起こされた背景となります。

Jコスメ投資案件に関する口コミ

JBcoinやJコスメに関する口コミはひどい内容です。

「私も返戻金を支払われずに止まっています。

結局は破綻していて自転車操業で資金を回してただけなんですね。

当初から参加して早く辞めた人が得をする。

後から参加した人はただ初期の参加者を稼がせていただけって事ですよね。

上層部はそれを知ってたんじゃないかと思います。

そうでないとセミナーでどんどん募集なんてしないし。」

という情報からはじまり、突然運営が配当をやめて連絡も取れなくなった様子が生々しくつづられています。

投資マルチということでかなり危険度の高い案件と分かります。

TwitterやInstagramで語られる口コミは一通り見ましたが、Jコスメに関する情報が良く分かるものにまとまっていました。

Jコスメ投資案件まとめ

Jコスメの化粧品事業、そして投資事業についてご紹介しました。

既に座礁していますが、今回の案件の怖いところは、「Jコスメは普通のMLMであり、違法性についても「グレー」だったけど、ある時からJコスメで投資案件の募集がかかるようになった」という点です。

既に化粧品のマルチ会員になっている対象者へ、特別招待的なニュアンスで「JBcoin」という仮想通貨の投資案件が持ちかけられるようになります。

MLMで課金するのは慣れているし、その課金の結果配当金40%もらえると言われたら、そりゃ参加しますよね。

株式会社Jコスメジャパンの菅原淳司が最初からそこまで絵をかいていたなら、かなりの悪人ですね。

投資マルチは本当に危険です。

いつどのタイミングで裏切られるか分かりません。

今後同様の案件について募集がかかった際、参加するのは避けた方が良いでしょう。

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