ワクレボは物販や投資の高額スクールを運営していた会社です。
ただ検索すると『悪事』といった印象最悪なサジェストが出てくる通り、集団訴訟への動きもあった要注意な会社でもあります。
最近他社からワクレボの商材の焼きまわしが、リリースされたとの噂もあり、改めてワクレボについて調べてみました。
それではワクレボや過去商材の内容や評判、さらに新しい副業案件との関係などをまとめていきたいと思います。
ワクレボとは
株式会社ワクレボは加藤行俊さんや鈴木正行さんが、代表を務める物販系や投資系のスクールを運営する会社です。
スクール以外にも各地でセミナーを開催しているとの情報もあります。
ワクレボの設立された当初の社名はハイパーマーケティングホールディングス株式会社だったんですよね。
当時も今も事業内容はほとんど同じなのですが、なぜ名前を変えることになったのか。
それはハイパーマーケティングホールディングス株式会社時代に発表した物販系のスクールの評判が余りにも悪く集団訴訟への動きまで出てきたからでしょう。
会社の名前に余りにも悪いイメージがついてしまったので心機一転名前を変えるしかなかったんでしょうね。
ちなみに集団訴訟になりそうなスクールでは、最低200万円稼げるといって高額な受講料を請求しておきながら、ほとんど稼げないどころか返金できるとの触れ込みも嘘だったようです。
鈴木正行さんは会社がワクレボになってからも物販系の高額なスクールを運営しています。
代表的なのが中国から仕入れしてネットショップで売る『在宅中国貿易ビジネススクール』ですね。
後で詳しく述べますが、このスクールの評判も散々なものでした。
ワクレボの悪事
社名変更したにも関わらず既にワクレボの評判も悪くワクレボと検索すると関連キーワードに『ワクレボ 悪事』などと出てきたりします。
先程も触れたように稼げない高額スクールをあたかもこれに入会したら、絶対物販で稼げるようになると勧誘して入会させるのは確かにタチが悪いですね。
入会料は数十万円もするにもかかわらず、サポートもいい加減で全く稼げなかったとの声が上がっています。
副業を探している人にとっては、これだけで十分要注意なのですが、ワクレボはもう一つ重大なことをやらかしています。
会員の個人情報を流出させているんですよねw
個人情報流出は場合によっては罰金や懲役が科される重大事案です。
過去に大企業が情報漏洩させニュースになったことが何度かありますよね。
第3者の悪意で流出することがほとんどですが、きちんとした企業だと顧客におわび状を送ったり慰謝料を払ったりするものです。
ただワクレボの場合、同業の情報商材屋に顧客情報を流出させた疑いがもたれているものの賠償どころか謝罪すらまともにされてないんですよね。
さらに同社の公式noteには『個人情報流出を気にしすぎても仕方ない』といった信じられないことを書いていますw
この個人情報に対する姿勢から、十分どんな会社なのかわかってしまいますね。
高額な費用を払ってスクールに入会してくれた会員の大事な個人情報を流出させても開き直っておしまいとか、ヤバい会社だとしか思えません。
ワクレボの評判
そんなワクレボの評判ですが、やはり悪いですね。
SNSでは目立った口コミはないのですが、結構参加者がいたはずの高額スクールに関して『これで稼げた』『感謝している』との声が全く出てこない点で察しがつきます。
また多くのサイトでワクレボのスクールでは稼げない、悪質な情報商材ばかり提供しているなどといった注意喚起もされていました。
ワクレボのスクールに入ろうかどうか迷っている方は、こんな評判が多いことを念頭にもう1度よく考えてみるようにしてください。
ワクレボの在宅中国貿易ビジネススクールの問題点
ワクレボの代表的なスクールである在宅中国貿易ビジネススクールについて簡単に触れておきましょう。
在宅中国貿易ビジネススクールの手法を簡単に言うと、ネットで中国から仕入れをし、それをAmazon等で売ることになります。
しかも注文が入ってから仕入れる無在庫販売が推奨されているんですよね。
中国から安い商品を仕入れて売るなら物販で利益も出しやすいと思うかもしれません。
ただ中国から仕入れるとなると送料なども結構かかりますし、当然商品が到着するまで時間がかかります。
また仕入れた商品がトラブルで届かなかったり、届いた商品が壊れていたりといったトラブルが発生するリスクも高くなります。
日本国内で仕入れて無在庫販売する場合でも、発送が遅れたりといったトラブルになることがあるにもかかわらず、海外で仕入れて無在庫販売となると、もっとリスクが高いでしょう。
そもそもAmazonやYahoo!それにメルカリでは無在庫販売が禁止されています。
こそこそとしている人はいますが、ばれるとアカウントをバンされるので全くおすすめできない手法です。
物販はただ売れればいい訳ではなく利益を出して初めて成功と言えます。
こういった副業スクールの広告で上がっている実績は、ほとんどの場合『売上』です。
返品になったり仕入れトラブルで注文がキャンセルになったりするリスクを考えると、ワクレボの在宅中国貿易ビジネススクールの手法で利益を出すのは難しいのではと感じます。
ワクレボの鈴木正行氏の経歴
ワクレボの代表者の一人である鈴木正行さんについても紹介しておきます。
ネットで検索すると顔写真も出てきますが、やはり評判は悪いです。
とにかくこれまで発表した物販系の商材にいい評判がまったくありません。
ただ経歴については余りわかっていません。会社をリストラされたことがきっかけでネットビジネスをはじめ、思考錯誤しながら中国貿易での物販のノウハウを生み出し、スクールを始めたとされています。
鈴木正行さん自身が中国輸入の物販でどれ位稼いだ実績があるのかはわからずじまいでした。
『在宅中国貿易』ではなく『在宅中国貿易スクール』のパイオニアと紹介されていますが、これだと中国貿易で実績があるのか、スクール運営の売り上げが主な収入なのかよくわかりません。
ワクレボと在宅自動収入キットの関係
在宅自動収入キットなる副業案件に、ワクレボの在宅中国貿易ビジネススクールの焼きまわしなのではないかとの疑惑があります。
在宅自動収入キットを提供しているのは株式会社BANKER6の下田隆さんなのですが、LINE登録すると鈴木正行さんが登場する宣伝動画が送られてきます。
その内容が在宅中国貿易ビジネススクールを彷彿させるため、鈴木正行さんが下田隆さんの協力を得て、再リリースしているのではと考えられています。
株式会社BANKER6の下田隆さんは副業の調査をしているとよく見かける名前です。
『在宅くん』なる物販系の副業を運営していたこともありますね。ただ、株式会社BANKER6の下田隆さんもワクレボの鈴木正行さんに負けず劣らずの悪評をお持ちです。
過去案件ではほとんどの場合参加無料やお得な参加料と見せかけて高額なバックエンドが用意されていました。
在宅自動収入キットでは、LINE登録後に表示される受け取りエントリーフォームを送信することで受付の申し込みができます。
このフォームは名前やメールアドレス、さらに電話番号を記入する欄があり、送信すると電話がかかってくるようになっています。
かなりの確率でその電話で高額商品の勧誘があるだろうと思われるので、軽い気持ちで関わるのは危険です。鈴木正行さんの在宅中国貿易ビジネススクールの評判が最悪だったことを考えると、名前を買えただけの焼きまわし案件にわざわざ高額な費用を払う何て馬鹿らしいでしょう。
まとめ
ワクレボは鈴木正行さんや加藤行俊さんが代表を務める会社で、過去に発表した中国貿易ビジネスなどのスクールの評判がすこぶる悪いです。
返金を求める集団訴訟への動きもあったくらいで、個人情報漏洩といった悪事の噂もあります。
ワクレボのセミナーやスクールに参加を検討している方はもう一度冷静になって考えてみるようにしてください。
また最近他の会社からワクレボの過去商材が名前を変えて発売されたとの噂もあるので、こちらも合わせて注意しておいてください。