山口孝志とは何者か?プロフィールと経歴を解説
山口孝志(やまぐちたかし)は、1971年4月24日生まれ。「FX-JIN」というトレーダー名でも知られる人物で、FX商材業界最大手グループ「クロスグループ」の創業者です。
大学卒業後は地元で地方公務員として勤務しましたが、わずか3年で退職。その後FXと出会い、独学でトレードを習得したと主張しています。
自称では「年間1万pips以上を獲得」「1,700人の会員の資産を1年で10倍にした」とされていますが、これらの実績を客観的に証明できる資料は確認されていません。
その後、FX商材(シグナル配信)の販売がヒットし、2009年にクロスリテイリング株式会社を設立。以後、FX情報商材・自動売買システムを次々とリリースし、業界最大規模の企業グループを構築しました。
2022年にはすべてのグループ会社の代表を退任していますが、「創業者・ファウンダー」として影響力を持ち続けています。
山口孝志の評判まとめ|ネット上の口コミ・体験談
山口孝志氏およびクロスグループに関するネット上の評判を調査したところ、良い口コミはほとんど見当たりませんでした。以下に代表的な声をまとめます。
「稼げない」「資金が溶けた」という口コミが多数
Yahoo!知恵袋やSNSには、クロスグループの商材を購入して損失を被ったという報告が多数投稿されています。
「即日10万円と聞いていたのに、1週間で元本5万円を全損した」「40万円近くで購入したEAを使ったが、一瞬で資金が溶けた」「返金請求しても一切応じてもらえない」といった具体的な被害報告が確認されています。
「勧誘メール・広告がしつこい」という声
無料コンテンツを入り口にしてメールアドレスを登録させ、その後に高額商材を売り付ける商法を採用しているため、「勧誘メールがしつこい・うざい」という声も目立ちます。
YouTube広告からLINE登録させ、1対1のやり取りで断りにくい状況を作り出す手口も報告されています。
売上が年々落ちている
SNS上の情報によると、クロスグループの売上は2020年度の約47億円をピークに下落を続けており、2023年時点では約26億円と半分近くにまで減少しているとのことです。悪評の蓄積が購入者離れに影響していると考えられます。
山口孝志の脱税事件|過去に起訴された事実
山口孝志氏の評判を語るうえで避けて通れないのが、2015〜2016年に発覚した脱税事件です。
クロスリテイリング株式会社は、架空の外注費を計上して経費を水増しする手口で、2013年6月期の所得約1億9,300万円を隠蔽し、法人税約4,900万円を脱税したとして東京地検特捜部に起訴されました。
山口孝志氏個人も、約2億円の所得を隠した罪で在宅起訴されています。脱税した資金は「自分の貯金に回した」と本人が説明したと伝えられています。
注目すべき点は、「FXで億を稼げる」という手法を販売していた会社の創業者が、脱税という手段でお金を増やそうとした事実です。本当にFXで簡単に稼げる手法を持っているならば、脱税をしてまで貯金を増やす必要はないはずです。この矛盾が、商材の信憑性への疑念を一層強めています。
集団訴訟が検討された事実
クロスグループが販売していた「PFPC(プラチナファンドパーフェクトコピー)」というコピートレードシステムをめぐり、被害者による集団訴訟が提起されたこともあります。
「7年間で2ヶ月しか負けがない」と謳われたシステムでしたが、実際に運用したところ1年以上で2ヶ月しか勝てなかったという報告があり、中には強制ロスカットによって270万円の損失を被ったケースも確認されています。
また、クロスグループは過去に支払いを拒否した顧客に対して訴訟を起こしたこともあり、購入後に問題が発生しても返金交渉が極めて難しい状況です。
クロスグループの怪しい商法・手口を解説
誇大広告で消費者を引き込む
クロスグループが販売する商材の広告には、「勝率100%」「月利222%」「努力ゼロでほったらかし13億円越え」「517戦517勝」といった、投資の常識では考えられない数字が並びます。
投資に「必ず儲かる」はありません。このような非現実的な数字を使った広告は、金融商品取引法上の誇大広告に該当する可能性があります。
無料と見せかけて高額商材を売り付ける
広告では「無料」と宣伝しておき、登録後に複数の動画で「稼げる」という意識を植え付け、最終的に数十万円の有料商材を販売する流れが定番の手口です。
「キングメイカーFX」では約20万円前後、「新生ユナイト1億マフィア」では約32万円のバックエンド商品が控えていたとされています。
グループ会社を使い回して悪評から逃げる
悪評が広まると別のグループ会社名で新しい商材をリリースするため、消費者が同じ運営元だと気づきにくい仕組みになっています。
主なグループ会社は以下の通りです。
クロスリテイリング株式会社、一般社団法人日本投資家育成機構、株式会社Asset Cube、株式会社Works Agency、株式会社Logical Forex、Berkat Japan株式会社
これらはすべて山口孝志氏の影響下にあり、実質的に同じ商材を販売している企業群です。
経歴不明の「凄腕トレーダー」を次々と登場させる
商材ごとに異なる「開発者」「講師」が登場しますが、その多くは経歴が曖昧だったり、実在性が疑われる人物です。過去には自作自演の口コミを作成した事例も確認されています。
山口孝志の主な販売商材一覧
クロスグループがこれまでリリースしてきた主な商材は以下の通りです。いずれも誇大広告を伴い、ネット上では稼げないという評判が多数確認されています。
キングメイカーFX、ミリオンズゲート、財神FX、FX億のラストドリーム、億のアンサンブル、新生ユナイト1億マフィア、億の約束、アディクテッド、神業スキャルFX、YMCオメガシステム(最新)
商材の名前や担当者名は変わっても、「スキャルピングで億を稼げる」という中身は毎回ほぼ同じという指摘があります。
山口孝志の評判まとめ|結論と注意点
山口孝志氏およびクロスグループに関する評判を総合すると、以下のことが言えます。
山口孝志氏は詐欺罪での逮捕歴はありませんが、法人税脱税での起訴歴があります。クロスグループの商材は誇大広告が常態化しており、「稼げない」「資金が溶けた」という被害報告が多数あります。集団訴訟が検討されるほど被害者の不満が高まったこともあります。グループ会社を複数持ち、悪評が広まると別の会社名で同様の商材を再販するパターンが繰り返されています。
FX投資において「勝率100%」「ほったらかしで億稼ぐ」といった表現は、金融の常識からあり得ないものです。このような広告を見かけた場合は、たとえ著名人が関わっていても冷静に判断し、登録・購入を慎重に検討することをお勧めします。
気になる商材や投資案件については、消費者庁や金融庁の公式情報、または国民生活センターへの相談を活用してください。
