仮想通貨は、近年、多くの人々が注目するトピックとなっています。
その魅力は、デジタルな通貨としての利便性や、分散型の取引システムによるセキュリティの高さにあります。
また、仮想通貨の市場は変動が激しい一方で、一部の人々にとっては副業や追加収入の手段としても注目されています。
鈴川愛奈とは?
そんな中で、今話題となっているのが「鈴川愛奈」さんです。
クリプトとはCryptocurrency(クリプトカレンシー)の略で日本語では「仮想通貨」を意味します。
つまり、鈴川愛奈さんは、専業で仮想通貨のトレーダーをしている人のようですね。
クリプトエンジェル1000人創出プロジェクトとは?
さて、彼女がなぜ話題になっているかというと、「クリプトエンジェル1000人創出プロジェクト」なるものを作り、多くの方がのプロジェクトのオファーを受けているからです。
オファーの内容とは、
・暗号資産(仮想通貨)の初心者でも大丈夫
・スマホだけでも大丈夫
・時間がなくても大丈夫
・「弱小個人の生き残り戦略」で億の資産を持つクリプトエンジェルに
・完全無料で丁寧に指導
要約すると、「暗号資産を使ってお金持ちになる方法を教えますよ」ということですね。
クリプトエンジェル1000人創出プロジェクトは安全?危険?
結論から言います。
理由については後述しています。
オファーの内容について解説
まずは、クリプトエンジェル1000人創出プロジェクトの内容について解説します。
提供されるプレゼントは主に2つ。
所謂、ミラートレードの一つのようです。
説明画像には「上がっても下がっても勝てる戦略で資産倍増!コインの売買がリアルタイミングで分かります」と書かれています。
ミラートレードとは、プロの投資家が、自らが売買した銘柄などをリアルタイムで配信して視聴者がそれを真似し、プロと同じような売買ができる仕組みのことです。
つまり、ミラートレードは初心者が投資や暗号資産を始める際に、最もハードルが低いやり方だといえるでしょう。
これが、鈴川愛奈さんが「初心者でも大丈夫」と断言している理由なのだと考えられます。
こう見ると、たしかに初心者の自分でも暗号資産を始められるかもという気になる人が大勢出てくるかもしれません。
「素人が5万円から、億のクリプト資産構築するための秘蔵お宝BOX」と書かれていますが、説明だけでは、これが何なのかよくわかりません。
おそらく、どうやって資産構築するかの教科書のようなものだと思っていましたが、実際にLINE登録した人の口コミを見ると、ロードマップのようなものだそうです。
「半年で億り人になるロードマップ」と大々的に書かれていますw
ちなみに、これらツールの名前の由来は、鈴川愛奈さんが「グラマーな身体を持て余した理系女子」と呼ばれていたからだそうです。
「クリプトエンジェル1000人創出プロジェクト」が危険な理由
クリプトエンジェル1000人創出プロジェクトの概要が理解できたところで、なぜこのオファーが危険なのか解説します。
実績・口コミなどがない
鈴川愛奈さんの公式LINEには友達登録されている人が1600人近くいます。
すなわち、この1600人がクリプトエンジェル1000人創出プロジェクトを実践していると考えられます。
しかしながら、検索してみたところ、このプロジェクトのおかげで億り人になれた、もしくは多額の資産を形成することに成功した、などの口コミは発見できませんでした。
運営者のプロフィールが不明瞭
運営者である鈴川愛奈さんについて検索してみましたが、断片的な情報しか得られませんでした。
わかったことは、現在はヨーロッパに住んでいること、プログラマーとして仕事をしていたこと、2017年に億り人になったこと、2018年はクリプト・トレーダーとして世界中を旅しながら生計を立てていたことの4つだけでした。
運営業者があやしい
鈴川愛奈さんのRikejo仮想通貨投資募集ページ下部には「特定商取引法に基づく表示」が記載されています。
この表記を確認してみると、運営業者は「ユニリス株式会社」、代表者名は「小野達也」、所在地は「東京都港区南青山1-20-2」とありました。
代表者名は鈴木愛奈となっていなかったので、この会社、もしくは小野達也という方と鈴川愛奈さんの関係が気になります。
また、所在地の東京都港区南青山1-20-2は、レンタルオフィスとなっています。
レンタルオフィスとは、多くのオフィスビルとは違い、入居審査が通りやすいという特徴があります。
加えて、誰でもお金さえ払えば利用できるオフィスです。
そのため、詐欺を行う業者はレンタルオフィスの住所を使って運営をしていることが多いです。
まとめ
前述の通り、鈴川愛奈さんが提供する「クリプトエンジェル1000人創出プロジェクト」は限りなく危険度が高いと考えられます。
オファーを受けるときは十分に留意してください。