メールセラピーは副業詐欺!?

「メールのやり取りをするだけで稼げる」と紹介される副業「メールセラピー」。LINEのオープンチャットで勧誘されて、登録しようか迷っていませんか?結論からお伝えすると、メールセラピーは登録も課金も絶対におすすめできません。この記事では、メールセラピーの手口・口コミ・もし課金してしまったときの対処法を、専門用語なしでわかりやすく解説します。

メールセラピーとは?どんな副業なのか

メールセラピーは、「悩みを聞いてあげるだけ」「ありがとうと言われてお金が稼げる」とうたう、メール・チャット型の副業サービスです。主にLINEの招待制オープンチャットで「簡単に稼げる」「これは詐欺じゃない」と紹介され、参加者を集めています。

広告では「給与は完全歩合制」「1日100万円も狙える」「雇用者の平均月収783万円」などとうたわれていますが、これは現実にはありえない誇大広告です。

結論:メールセラピーは「ギフトカード詐欺」の可能性が高い

各所の調査や利用者の声を総合すると、メールセラピーは稼げると見せかけてお金をだまし取る「ギフトカード詐欺」の典型例とみられています。登録しても報酬は受け取れず、逆にお金を支払わされるだけ、という被害報告が多数出ています。

メールセラピーの運営会社情報

メールセラピーの特定商取引法に基づく表記には、次のような情報が記載されています。

サイト名 メールセラピー
運営会社 united agency company
記載住所 A International Bldg. 4F 11111, 500 Ave, New York, NY(実在が確認できない住所)
サーバー所在 香港
内容 副業(実態は詐欺の疑い)

運営会社「united agency company」は実在が確認できず、記載されたアメリカの住所も実在しないとされています。日本の特定商取引法では、事業者は活動している正確な住所を記載する義務があります。住所があいまい・でたらめな時点で、強い警戒が必要です。

メールセラピーの詐欺の手口【4ステップ】

被害者の声から、メールセラピーの手口はおおむね次の流れになっています。

ステップ1:LINEのオープンチャットで勧誘される

「広告を出していない限定案件」「ここだけの優良副業」などと、招待制をアピールして安心させます。チャット内では「稼げた」という書き込みが並びますが、これは運営側による自作自演(サクラ)の可能性が高いとされています。

ステップ2:登録するとすぐ高額報酬が表示される

登録するとすぐに「仕事」と「給与確定」の通知が届き、画面には数億円といった非現実的な金額が表示されます。「これだけもらえるなら」と期待させるのが狙いです。

ステップ3:出金するには「正規雇用」が必要と言われる

お金を出金しようとすると「コンテンツが解放されていません」「仮雇用から正規雇用への手続きが必要」などと表示され、まず契約金3,000円の支払いを求められます。

ステップ4:アップルギフトカードで次々と請求される

支払いはアップルギフトカードを購入し、その金額とシリアルコードを送信する方式です。一度払うと「手続きに失敗した」「あと少しで出金できる」などと言われ、5,000円、3万円、5万円…と金額がどんどん釣り上がっていきます。最終的に数十万円から100万円以上を支払った、という被害報告もありますが、報酬は一切受け取れません。

メールセラピーの口コミ・評判

Yahoo!知恵袋などには、次のような相談が複数寄せられています。

  • 「LINEのオープンチャットで流れてきて登録したら、給与の受け取りに契約金3,000円が必要だと言われた。詐欺ですよね?」
  • 「10億円もらえると言われたのに、アップルギフトカードを買えと言われて詐欺だと気づいた」
  • 「5,000円から始まり、徐々に金額が上がって合計100万円以上払ったが、報酬は一切もらえなかった」

オープンチャット内の「稼げた」という声とは裏腹に、実際に報酬を受け取れたという信頼できる証拠は見当たりません。

メールセラピーが詐欺だとわかる5つの危険サイン

メールセラピーに限らず、次の特徴がある副業は詐欺を強く疑ってください。

1. 給料をもらうために先にお金を払わせる

本来、働いて得た報酬を受け取るのにお金を払う必要はありません。「出金手数料」「契約金」「正規雇用費」などの名目で先払いを求められたら詐欺です。

2. 支払い方法がアップルギフトカード

正規の会社が給与や手続きでギフトカードを要求することは絶対にありません。ギフトカードはお金の流れを追跡しにくいため、詐欺師が好んで使う手口です。

3.「月収1億円」など誇大広告

メールを送るだけで誰でも高収入、という話は現実にはありません。楽して大金が稼げると強調する時点で危険です。

4. 運営会社の住所が実在しない・あいまい

特定商取引法の表記に書かれた住所がでたらめだったり、検索しても実在が確認できない場合は要注意です。

5.「招待制」「限定」とあおってくる

「あなただけ」「限られた人だけ」と特別感を演出して、冷静な判断をさせないのも典型的な手口です。

国民生活センターも同様の副業に注意を呼びかけています

国民生活センターには、「チャットで相談にのるだけ」という副業に登録したところ、報酬を受け取るためと言われて電子マネーやクレジットカードで5,000円・1万円・3万円・5万円と支払い、最後にさらに高額を請求されて詐欺だと気づいた、という相談が寄せられています。メールセラピーは、この手口とまったく同じ構造です。

メールセラピーに登録・課金してしまったときの対処法

「もう登録してしまった」「お金を払ってしまった」という場合も、あきらめないでください。状況別に対応をまとめます。

まだ課金していない場合

これ以上やり取りを続けず、メールを無視・ブロックしてください。不安ならメールアドレスを変えるのも有効です。無理に退会手続きをする必要はありません。

少額を課金してしまった場合(10万円未満)

お住まいの地域の消費生活センターに相談しましょう。全国共通の「消費者ホットライン 188(いやや)」に電話すると、最寄りの窓口につながります。相談は無料です。

高額を課金してしまった場合(約10万円以上)

弁護士や司法書士など、返金交渉の専門家に相談することを検討してください。サイトが突然閉鎖されて証拠が消えることもあるため、相談は早ければ早いほど返金の可能性が高まります。詐欺被害の証拠(やり取りの画面、支払い履歴、ギフトカードの購入レシートなど)はすべて保存しておきましょう。

メールセラピーの退会方法と注意点

規約上は「運営に退会通知を送る」ことになっていますが、この種のサイトはスムーズに退会できないことが多いのが実情です。すでに高額を支払っている場合は、自分だけで退会・交渉を進める前に、先に専門家へ相談したほうが安全です。

まとめ:メールセラピーには登録しないでください

メールセラピーは、「メールするだけで高収入」と期待させ、報酬を受け取るためと言ってアップルギフトカードで次々とお金を払わせる副業詐欺の疑いが非常に強いサービスです。一度でも支払うと金額はどんどん増え、報酬は受け取れません。LINEのオープンチャットで勧誘されても、絶対に登録・課金しないでください。もしすでに被害に遭ってしまった場合は、一人で抱え込まず、消費者ホットライン(188)や専門家にすぐ相談しましょう。

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